会社の式典の受付の服装。スーツやワンピースの選び方や注意点は？

『会社の式典の受付をしてもらうから、ちゃんとした服装で。』と言われたらあなたは何を着ていきますか？

制服でと言われれば楽なのですが、普段私服の場合や、社外のホテルや会場で式典を行うから制服ではなく私服でと言われた場合はどうしたらいいのでしょうか。

会社の式典の受付をする際の服装の選び方や注意点についてご紹介します。

会社の式典の受付はどんなことをする？

会社の式典といえば、創立記念パーティーや役員の就任パーティー、新年賀詞交歓会などが思い浮かびますよね。

受付のメインの仕事は出欠を確認することです。

受付の際に名札をゲストにお渡したり、式次第などの配布物をお渡したり、会費があればお金を扱うこともあります。

また会場案内や式典の内容などを聞かれる可能性があります。

相手は取引先のVIPの場合もありますから、さまざまなことに対応できるようにしなくてはなりません。

つまりその式典の「なんでも屋さん」ですね。

受付はただ出欠を確認するだけではなく、その式典のことを一通り把握していなければいけません。

また受付は1人ですることはまずないでしょう。

そのためチームワークが大切です。

連携が取れるよう会場準備の際に流れを確認しましょう。

受付はその式典の「顔」となります。

笑顔を絶やさず、おもてなしの心で対応しましょう。

会社の式典の受付の服装はどんな格好をしたらいい？

会社の式典の受付がとても大事な役割ということはわかりましたね。

ではどんな服装で受付をすればいいのでしょうか？

まずは会社にドレスコードを確認しましょう。

正装・準正装・平服のどれなのかを、上司や以前その式典に参加したことがある人などに聞いた方がいいです。

ちなみに正装は、男性の場合、昼はモーニングコート、夜はテールコートまたはタキシードです。

女性の場合、昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスになります。

準正装は、男性の場合はブラックスーツやダークスーツ、女性の場合は膝丈のワンピースやアンサンブルとなります。

平服は、男性はダークスーツ、女性はワンピースまたはスーツになります。

先ほど受付は1人ですることはあまりないと書きました。

そのため、受付で女性が1人はドレスを着ているのに、もう1人はスーツを着ているとなるとなんだか違和感がありますよね。

統一感も大事なので、会社のドレスコードを確認すると同時に、受付を一緒にする人にどのような服装をするか確認してみるといいでしょう。

会社の人に確認はするけど、こういうときの服装の基準はないの？と考える方もいると思います。

基本的には会社の式典では準正装が多いようです。

男性はスーツを着ていけばとりあえず間違いはないですね。

ネクタイの色などはお祝いの席なので派手な柄は避け、さわやかな色のものを選びましょう。

女性は式典に参加だけではなく受付を担当する場合は、スーツの方が無難です。

パンツスーツよりスカートの方がフォーマルな印象を与えます。

間違っても友人の結婚式に行くような格好は避けた方がいいでしょう。

会社の式典の受付でNGな服装は？

お祝いとはいえ、基本的に派手すぎる服装はNGです。

あくまでも「ビジネス」の場での式典なので注意しましょう。

・靴

靴は、男女ともにサンダル・スニーカー・ブーツなどのカジュアルなものはもちろんNGです。

雪国での冬の式典の場合は、外は危険なので無理せずブーツを着用しても大丈夫ですが、必ず会場で履き替えられる靴を用意しましょう。

女性の靴は、高すぎるヒールやつま先やかかとが出るオープントゥのパンプスやミュールはやめましょう。

ヒールは3～7㎝くらいのパンプスを選びましょう。

足を綺麗に見せてくれます。

式典なので靴にも多少色味や小さい装飾があってもいいですが、派手すぎるものは避けた方が無難です。

・ストッキング

女性の場合は、素足は厳禁です。

かといって網タイツや派手な柄の入っているものもいけません。

シンプルなストッキングを着用しましょう。

・高価な装飾品は避ける

高価な時計や、派手な宝石のアクセサリーはやめましょう。

ビジネスの場にはふさわしくありません。

アクセサリーはシンプルで派手になりすぎないよう上品にまとめましょう。

受付は会社の顔！マナーをしっかり守ろう。

式典でまず最初に立ち寄るのが受付です。

服装については、会社によってかなり差があるので、必ず上司などにドレスコードを確認することを忘れないようにしましょう。

また女性の場合は髪型にも注意しましょう。

長い髪の方は顔が見えるようにまとめた方が明るい印象になり、自分も動きやすいですよ。

パーティーという名目だからといって派手すぎる服装はやめましょう。

取引先も参加する場合は、会社のイメージにもつながるため、さらに服装には注意が必要です。

マナーを守って式典の受付をこなしましょう！

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