友人の通夜・葬式に行けない場合の弔意の伝え方。お供えや香典はどうする？

突然の友人の訃報。どうしても仕事で行けなかったり、遠方で参列できないこともあります。通夜にも葬式にも参列できない場合どうしたらいいのでしょうか。弔意の伝え方やマナーなどを詳しくご紹介します。

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友人の通夜・葬式に行けない場合の欠席の伝え方

親しい友人の葬儀にはできるだけ参列したいものですが、仕事や遠方でやむを得ず参列できないときもあります。

欠席する場合は、『欠席します。』だけでは少々失礼ですが、長々と理由をいうのもよくありません。

ご遺族は葬儀の準備に追われており、悲しむ時間もないくらい忙しい状況です。

『申し訳ありませんが、やむを得ず葬儀に参列することができません。』と伝えます。

親しい間柄の場合は、後日弔問したいのでまた連絡しますということをそえてもいいでしょう。

また親しい友人であれば、電話やメールで早急に伝えた方がいいですが、それほど親しい相手ではない場合、手紙でも構いません。

通夜だけ参列できるときは、電話やメール、または通夜の際に『申し訳ありませんが、やむを得ない事情で告別式には参列できません。』と伝えましょう。

逆に通夜は欠席で告別式に参列できる場合は、連絡はしなくても大丈夫です。

欠席の連絡をする際には、「たびたび」、「次々」など繰り返す言葉、「追って」、「死」、「生きていた」などの言葉を使うのはNGです。

「後日追ってご連絡します。」、「生きていたときはこんなことがありましたね。」などと使ってしまう可能性があるので、注意しましょう。

友人の通夜・葬式に行けなかったときの弔意の伝え方は？

友人の通夜・葬式に参列できなかったときに弔意を伝えたいという人は多いでしょう。

欠席したとき場合に弔意を伝える方法をご紹介します。

・弔電

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弔電はお悔やみ用の電報のことです。

NTTをはじめ、さまざまな会社から出すことができます。

電話（115）またはインターネットからも申し込みをすることができます。

電話の場合は少々受付時間が限られていることもありますが、インターネットでは24時間受付をしていますので、仕事で帰りが遅くなってしまったときも安心です。

携帯電話からも注文ができますよ。

料金は、台紙の種類とメッセージの文字数によって異なります。

個人で友人に弔電を送る際の金額相場は2～3千円です。

弔電の文面は、オリジナルで考えるよりも一般的なものがいいでしょう。

味気ないなと考える人もいるかもしれませんが、プライベートな内容はいりません。

弔事の場合はシンプルに例文の中から選ぶのが一般的であり、失礼がなく安心です。

不慣れな場合は、電話でオペレーターと相談しながら決めるといいですよ。

当たり前のことですが、電話やインターネットで注文する前に、「葬儀会場の住所・電話」、「喪主の名前」は必ず確認してからにしましょうね。

喪主の名前がどうしてもわからない場合は「〇〇家ご遺族」とします。

弔電を送るのは自宅ではなく葬儀会場が一般的です。

通夜に間に合うように送るのがいいですが、告別式に間に合えば大丈夫です。

最近は弔電と一緒にお線香がついているものもあるので、言葉だけではなくご遺族に負担にならない程度にお供えもと考える人には嬉しいセットですね。

万が一、葬儀に間に合わない場合は送るのをやめましょう。

弔電の場合は遅れるのはNGです。

間に合わないときには後日弔問するか、香典に手紙（お悔やみ状）をそえて自宅に送りましょう。

・香典

香典を送る場合は、現金書留または他の参列者に預けて受付で渡してもらいましょう。

友人の香典の金額相場は3千円～1万円と幅が広く付き合いの深さによって変わります。

一般的には5千円が多いようです。

深い付き合いの場合は1万円出しても問題はありませんが、あまりにも高額となるとご遺族に気を遣わせてしまいます。

また逆に3千円は20代までと言われることも多いです。

20代以外でもあまり親しくない場合は、3千円でも構いませんが、香典返しを辞退した方がご遺族の負担になりません。

・供物・供花

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線香・ろうそく・果物・お菓子などの供物や、供花を送るのもいいでしょう。

宗教によっても決まりが違います。

供花は葬儀場に直接頼む方法と、花屋へ注文、インターネットで注文する方法もあります。

急いでいるときは葬儀場へ、自分で花を選びたいときは花屋へ、忙しく時間がない方は24時間頼めて葬儀場ともやり取りしてくれるインターネットでの注文をおすすめします。

・弔問

自分で故人にお別れをしたいという場合は、後日弔問に伺うのもいいでしょう。

ただし勝手に行くのはよくありません。

ご遺族に連絡して都合のいい日を確認してから伺いましょう。

初七日をすぎ、四十九日の前までに行くのが一般的です。

このときに香典を用意しても構いません。

香典はすでに渡している場合は、お菓子や花などお供え物を持っていくといいでしょう。

通夜・葬儀の欠席理由について

通夜や葬儀を欠席する際は理由を言わなくてもいいとお伝えしましたが、万が一ご遺族に理由を聞かれた場合、仕事の都合などは理由にしてもいいですが、「結婚式」を理由に欠席するのはNGです。

なぜなら、新郎新婦には結婚式のあとでも会うことができますが、故人との別れは最期なのです。

とくに結婚式に共通の知り合いがいる場合は気まずいですよね。

ご遺族にばれたりしたら大変です。

慶事よりも弔事を優先するのが一般的なマナーなため、結婚式と重なったときには、どちらも欠席するか葬儀に参列しましょう。

葬儀を欠席するときはマナーを守って慎重に！

友人の通夜や葬儀を欠席する場合は、参列するときよりもマナーに注意しなくてはいけません。

訃報はいつも突然です。

慌てないように弔電の手配の仕方、供花の注文方法などは把握しておくようにしましょう。

このようなマナーを知っていると会社関係の弔事でも役に立ちますよ！

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